株式投資がはじめての方へ!資産運用の基礎知識をわかりやすく徹底解説
株式投資を視野に入れ始めた人が、まずぶつかるのが「そもそも株式投資って何?」という疑問だと思います。
「資産運用って具体的にどうするの?」
「株式投資って、何から始めれば良いの?」
「何から勉強すれば株式投資ができるかわからない」
このように疑問を持つ株式投資がはじめての人に向けて、
今回は資産運用に関する基礎知識をお伝えしていこうと思います。
▼この記事でわかること
- 株式投資とは?
- 資産運用の基礎知識
- 株式で稼ぐ仕組み
- 初心者がまずすべきこと
この記事を読めば、株式投資をはじめる上で必要な知識が身に付くように執筆してあります。
読み終わったときには、さっそく株式投資への一歩を踏み出せるようになるので、ぜひじっくりと読み進めてみてください。
はじめての株式投資!資産運用のひとつです
株式投資は、資産運用として人気の高い方法の1つです。 資産運用とはつまり、資産を増やすために運用をするということ。
人が資産運用をする理由は様々ですが、多くの場合
- 子供の学費のため
- 自分の老後のため
- 結婚や出産に控えるため
- マイホーム購入のため
このような将来に備えるために、資産を増やそうと考えています。
例えば「老後」は、どの人も平等に必ず迎えるものです。
夫婦が老後に二人で最低限の日常生活を送る場合、必要な生活費は月に大体22万円程度〜、
ゆとりを持つなら35万円程度〜だと言われています。
65歳から100歳までの25年間を、最低生活費の月22万円で過ごすとしても、6,600万円の資金が必要です。
年金がもらえるとは言え、年々期待ができなくなっている現代。
老後に生活できる資金は、たまりそうでしょうか?
資産はコツコツと増やせるように、生活をしておくのが最善策だと言えるのです。
そもそも株式って何?目的は企業の資金集め
資産運用をする際の王道と言える「株式投資」ですが、そもそも「株式」とはなんでしょうか?
株式とは、企業が必要な費用を収集するための証書のことです。
企業が新しく事業を始める際や、新商品を開発する際など、展開や発展を目指すとき、多額の費用が必要になります。
人件費や、材料費、開発費、研究費など、かなり大きな金額を全て融資や企業内で回すというのは、難しいもの。
だからこそ、企業は「株式」を発行し、出資者を募ることで、企業に必要な費用をまかなうのです。
このとき出資者は「株主」と呼ばれ、出資をする代わりに出資を証明するための証書を手にします。
この証書が「株式」と呼ばれます。
株式を手にした株主は、企業のオーナー権を一部所有している状態になります。
企業はこの出資金をもとに活動し、利益が出ると株主に感謝の形を返します。
株主は企業からのリターンを利益とするのも、代表的な株式投資の手法の一つです。
株式投資で資産運用!利益を得る方法
それではより具体的に、株式投資で利益を得る方法をご紹介します。
株式投資で得られる利益は、大きく分けて2通りあります。
- キャピタルゲイン
- インカムゲイン
利益を得る方法1:キャピタルゲイン
「キャピタルゲイン」は主に「値上がり益」を意味します。
値上がり益とはつまり、株価の上下を利用して出す利益のことです。
一般的に買い物をする際の発想と同様で、購入時よりも高く売ることで利益を出す方法です。
株式を購入した際の金額と、売却した際の金額の差額による利益を「値上がり益(キャピタルゲイン)」と呼びます。
株式を購入した後、企業の業績が上がれば、株式の価値は上がっていきます。
株価が上がり、今後も上昇が見込める場合、他の投資家はその株式を購入したいと考え始めます。
上昇しきったタイミングを見計らって株式を売り払うことで、上昇したぶんの利益を得られるという仕組みです。
利益を得る方法2 : インカムゲイン
インカムゲインは大きく分けて、2種類存在します。
- 株主優待
- 配当金
どちらも、企業によっては取り組んでいないことがあります。
インカムゲインが得られると、株を持っているだけで単純に利益が発生します。
利益率の高い企業を見極めて投資をするのはポイントです。
✔️株主優待とは?
株主優待とは、企業から株主に対して贈られるプレゼントのようなものです。 プレゼントの内容は企業によって様々で、決まりはありません。
- 商品券
- 無料券
- 割引券
- 株主限定モデル
- 企業の製品
市場には出回っていない、株主だけが手にできる製品を提供している企業もあります。
日頃から利用する企業の株主優待をうまく利用できれば、かなりおトクを実感できるでしょう。
株主優待だけを使って生活している人も、話題になったことがありました。
✔️配当金とは?
会社の業績が上がった際に、利益を株主にも配分すると決めている企業があります。
このときに配分されるお金が「配当金」と呼ばれ、年に1・2回ほど機会が設けられていることが多いです。
配当金は、「1株にいくら」と決められており、株数を多く持っている株主ほど、
配分が多くなり利益が出る仕組みになっています。
企業は配当金の利率を1〜2%ほどに設定していることが多いです。
つまり、銀行にお金を預けているよりも利率が高いことがわかります。
※ただし、株主優待や配当金が魅力的だからという理由だけで投資を決めるのは、危険です。
株主優待と配当金については、詳しく別記事にまとめているのであわせてご一読ください。
株式投資を始めよう!流れをステップで解説!
株式投資を始める際、基本的には証券会社に依頼をします。 証券会社を通さずに自分で投資を始めることも、物理的には可能です。 しかし、法に触れても気づかないなどのリスク出てくるため、証券会社を通して株式投資をするのが一般的です。
▼株式投資のステップ
- ステップ1 : 証券会社で口座開設
- ステップ2 : 口座に入金
- ステップ3 : 売買開始
ステップは大きく分けて、たった3段階です。
詳しく説明します。
株式投資のステップ1 : 証券会社で口座開設
まずは証券会社で口座を開設します。
最近では、店舗以外にもオンラインで気軽に口座を開設できるようになりました。
証券会社の公式ホームページにアクセスしたら、口座開設フォームに必要事項を入力します。
- 氏名
- 住所
- マイナンバー
- 本人確認書類のアップロード
上記のような内容を入力すると、証券会社から口座開設に必要な書類が届きます。 必要事項を記入して送り返せば、口座開設が完了します。
口座の開設には1〜2週間ほどかかると考えておきましょう。
株式投資のステップ2 : 口座に入金
口座開設のお知らせを確認したら、さっそく口座に入金をしましょう。
入金したお金は投資資金となり、株式を購入すると引き落とされます。
入金方法は、ATM・銀行の窓口・インターネットバンキングなど複数あります。
株式投資のステップ3 : 売買開始
購入したい銘柄を選び、売買を開始します。
株式は最低で100株からのみ購入できるという決まりがあるため、1株の値段を100倍の値段にして考えておく必要があります。
最初は無理をして高い株を購入するのではなく、有名な企業や身近な企業を選んで投資するのがオススメです。
資産運用の基礎知識!はじめての株式投資は手堅くいこう
口座の種類は
- 一般口座
- 源泉徴収ありの特定口座
- 源泉徴収なしの特定口座
の3種類から選べます。
初心者は「源泉徴収ありの特定口座」を選択することで、証券会社が税金の手続きや支払いをしてくれるので楽です。
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あわせて目を通し、株式投資の知識をつけてください。